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 祈ってもしょうがないけど、何も出来ないので祈ってみる。

 久々に「今日の本」です。

 今日からセリーグのクライマックス(CS)シリーズが始まります。兎に角評判の悪いCSシリーズ。シーズンの意味があるのかと思う結果になることもしばしば・・・。基本的にはCSシリーズ廃止論者ですが、好きなチームが2位・3位でCSシリーズにでてくるとなると、それはそれで非常に力が入るのです。今日はブックス担当の独断で、他のスタッフには何も聞かず、勝手に有報堂でCSシリーズを見る算段をしています。プロジェクターも設置され勝手にスポーツカフェ状態!準備万端です。
 最近、プロ野球中継はなかなか地上波でやらなくなっていますが、それがCSや日本シリーズにまで影響してくるとどうなんでしょうかねえ。今日のセリーグCSは、GAORA(!)が生中継・・・あり得ませんね。

 何度もこのブログで書いていますが、ブックス担当は、野球が好きだ!阪神タイガースが好きだ!!!・・・・・・

 そして、1985年の今日は我が阪神タイガースが日本一になった日です。と言うわけで、暴走して今日の本は阪神タイガース本です。

 2009年10月16日の記事にもあるように、政治的(?)配慮で普段は倉庫にしまわれているタイガース本。その中のいくつかをご紹介します。


 まずは歴史からですね。歴史好きだから。

    松木謙治郎・奥井成一『大阪タイガース球団史1992年版』(ベースボールマガジン社)(倉)
 1935年の球団創設から惜しくも2位に甘んじた1992年までを書いた球団史です。92年は高校生だったのです。残り2試合で優勝を逃したのを覚えています。甲子園でヤクルトに負けて優勝できなかったとき大泣きしました(T_T)。92年のアサヒグラフの幻の優勝特集号も持っています(この本の紹介はまたの機会に)。残り17試合で首位だったので、優勝号を作ろうと思うぐらい可能性があったのに・・・。阪神タイガースの超低迷期に燦然と輝く2位だったのと、その時の虎フィーバーの影響で、1985年版に加筆されたのが本書です。

 選手個人個人の本もあります。(伝記というかエッセイというか。)


   村山実『炎のエース』(ベースボールマガジン社)(倉)
 


   十乗院潤一『ミスター・タイガース藤村富美男伝』(データハウス)(倉)


 現役の頃から好きなんです。監督になったとき「実は真弓のファンなんです」と言ったら、弟に「知ってます」と冷たくあしらわれました・・・

  真弓明信『タイガースに捧ぐ』(ザ・マサダ)(倉)
これで優勝したら監督としても好きになるかも。

 永久保存版と書かれた新聞の縮刷版で大型本もあります。

   『球団創立60周年記念 新聞紙面でみる猛虎の挑戦 阪神タイガースの歩み』(倉)
1935年から1994年までの阪神タイガースを扱った新聞記事がのっています。

    『祝優勝阪神タイガース栄光への道』(倉)
1985年日本一のときの新聞記事です。

 この2冊は、36.5cmの高さがあって普通の本より背が高いです。

 マンガと比べると


    こんな感じです。   


 まだまだあるけど、今日はここまで。「祝!阪神タイガース優勝ブックフェア」は出来るのか!?

 今日も6:00から働いているけど、明日も4:00から働くけど、それどころではないぐらい野球が気になっているブックス担当です。皆さんも一緒に阪神タイガースを応援しよう!!!

※文中の(倉)は、普段は倉庫にあります。「祝!阪神タイガース優勝ブックフェア」をやるときでないと店頭には出ません。読んでみたい方はスタッフまで声をかけてください。または、「祝!阪神タイガース優勝ブックフェア」が盛大にやれるよう、ぜひ阪神タイガースを応援してください。



※10/17(日)は出張営業のため、店舗は終日臨時休業となります。申し訳ありませんがご了承ください。その他の10月の営業のお知らせは、9/30の記事にあります。ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。


 



 今日の"あかの・・・"は、本です。


キャシー・スティスンぶん/ロビン・ベアード・ルイスえ
   『あかがいちばん』(ほるぷ出版)
絵本です。

 赤が大好きな女の子の話です。
 ワンピースに合わなくても赤い靴下が、雨の日でなくても赤い長靴が、穴があいていても赤い手袋がいいんです。お母さんが色々もっともらしい理由をつけて、赤以外のものを使うよう言いますが、何と言っても赤がいいのです。
「わたしは あかが だいすき。
 だって あかは せかいで いちばん すてきな いろだから」と問答無用な理由がいいですね。理屈では反論できません。


有報堂ブックス担当は、この
   赤い靴下を履いて跳んだり跳ねたりしている
シーンがお気に入りです。


 もう1冊の「あかの・・・」は、エイミー・B・グリーンフィールドの、その名も

   『完璧な赤』(早川書房)
です。


 有報堂ブックス担当としては、めずらしくジャケ買い(名前買い)した1冊です。この覗き穴から目を出している御仁は、ヤン・ファン・エイクの「赤いターバンの男の肖像」の


   「赤いターバンの男」です。
カバーをとるとこの絵があります。

 この本の副題は、「欲望の色」をめぐる帝国と密偵と大航海の物語とあります。これで早川書房だし、絶対スパイミステリだと早とちりしたブックス担当。(もしくは大冒険活劇か)
 中身見なかったからね。珍しく。全く違ったの。赤の染料(特にコチニール)を巡るノンフィクションでした。びっくり。ジャケ買いは、本当に中身が分からないから危険ですね。今回は想像していた話とは全く違う話でしたが、なかなか面白かったので良かったですけどね。
 想像していたのとは違いましたが、歴史物好きの私としては大満足でした。
 「赤」は、手に入れるのがとても難しい色で、赤=権力者を意味していた時代。新大陸(メキシコ)に到達したスペイン人は、そこで赤い染料がたくさん売られているのにびっくり。黄金を求めて新大陸に向かったスペイン人。そこには黄金はなかったけれども黄金と同じぐらい貴重な「赤」を発見。その染料はコチニール。スペイン人は製法から原料・産地にいたるまでを国家機密とし、完全なる秘密主義を貫いたため18世紀まで原料の正体も明らかにならず、各国は躍起になってスペインの輸送船団を襲撃させ、新大陸にスパイを放った。と途中から大冒険活劇っぽくなっていきます。
 何でも物があふれている時代、色さえも自由自在になるこの時代にはちょっと想像もつかない「色」を巡る大攻防でした。

  
 皆さんも「あかの」本を読みに有報堂にきませんか。


※9/26(日)は夜間ライブのため、通常営業は16:30までとなります(LO15:30)。ご了承ください。ライブの詳細は9/10付の記事をご覧下さい。その他の9月の営業のお知らせは、8/28の記事にあります。ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。



 DIY。


 針金でこのような


   フックを作って、 

               +

   スチールだなに穴をあける。
  
               =

   ・・・と、このように棚板をのせる金具が出来上がります。


 お金がないので、またまた頂き物のスチール棚をチョコレート色に塗装して、足りない金具を自前で作って、出来上がった物は本棚です。


 今年の1月、6月(1/23、7/30の記事)に続いてまたしても本棚が増えました。

 ついに図書室の壁が


 全部    本棚で
埋まりました。(図書室らしくていいねえとご機嫌のブックス担当。)


 配置替えの結果、1月に本棚が増えたときテーブル席にぴったりつけられていた背の低い本棚は、幅がちょうど一緒の細い本棚にくっつけることに


 こんな   感じに・・・
何だか番台状態です。下の段の本を探すのは更に大変になってきました。西側のこのエリアの本を探すのは


   一人が精一杯です。
みんなで譲り合って本を探してください。

 増えた本棚には、ブックス担当の目算では本の大小はともかく500冊位の本が入ると思っていました。これで少し余裕のある配架が出来るのでは?と思っていたのですが・・・500冊なんてあっという間でしたね。
 倉庫の本は全部もってこれないし、棚は本当に見る間に埋まるし。
 あとどれくらいの本棚があれば全部の本が置けるようになるのか・・・。どうしてこれだけの本が自分のアパートに入っていたのか不思議だ・・・。等など色々考えてしまいます。

 一応店頭に出ている本・マンガは、6500冊位にはなりました。ちょっとブックカフェっぽくなりましたかね。



 テーブル周りがあいたので、テーブル席はまたまた3人掛けに戻りました。みんなで仲良く図書室で本をお読み下さい。

 周りを本棚に囲まれてお茶をしてみるのはどうでしょうか。
  



※9/19・20(日・祝)の2日間は都合により臨時休業となります。ご了承ください。その他の9月の営業のお知らせは、8/28の記事にあります。ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。



   平和がいいさァ。
と言うことで、何かと平和のこと戦争のことを考える機会が多い夏、今年も


   「平和のブックフェア〜平和を戦争を読む」
を開催します。

 今年は、先月からカフェエリアにこっそりと増えた本棚を

    ブックフェア棚にしてみました。


 先の大戦の

  日本や   ドイツの話し。


  現在進行形のイラクの話しで
戦争の実態ふれて、    

 どうすれば

   平和に出来るかも一緒に考えてみませんか。


 昨年からずっと平和への願いをこめて

   お客様に折っていただいていた   


   折り鶴   が結構な数になりました。

 8月頭の臨時休業で広島の平和記念公園に奉納してきます。皆様の平和への思いをしっかりと届けてきたいと思っています。ご協力ありがとうございました。(今年だけで終わる話ではありませんので、今後ともご協力よろしくお願いします。)


 平和であってこその有報堂の商売です。
 有報堂で本を読みながら、鶴を折りながら平和について考えてみませんか。


※8月の第1週と第2週の豆腐メニューは都合によりお休みとなります。
※7/31(土)は、夜間貸切のため17時で閉店となります(16時ラストオーダー)。ご了承ください。
※8月の営業のお知らせは、本日の別の記事にあります。ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。
    



 暑いですねえ。お陰様で冷たいスイーツが順調に売れています。6/30にご紹介した、甘くないスイーツ「ところてん」も快調に飛ばしています。

 「ところてん」を食べるならこの本を読もう!


    天野碧海さく/山口マオえ『トコロウとテンジロウ』(農文協)


テングサがところてんになるまでの話しを書いた絵本です。何て言うことはない絵本ですが、最後の


   にょ、にょ、にょ〜ん!
が凄いのです。ところてん1本、1本に顔が・・・何の気なしに読んでいてこれで一撃されます。このページだけで、この本全体が面白かったような気になるから不思議です。

 皆さんもところてんを食べながら、「にょ、にょ、にょ〜ん!」を読んでみてください。


※7/25日(日)は17:00〜貸切となります。通常営業は16:00までです(L.O.は15:00)。ご了承ください。その他の7月の営業のお知らせは、6/30の記事にあります。ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。



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