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 悲しい・・・車が壊れた。レッカー移動されていきました。
 昨日から車に乗ると変な臭いがしていたのです。エアコンのせいか、雪がマフラーに詰まったかなど色々調べましたが、原因が分からず・・・今朝もエンジンをかけると臭いのでボンネットを開けてみました。エンジンオイルが漏れて中がびしょびしょです。これは素人ではどうにもならないなと思い車屋さんに電話をしたら、何とレッカー移動・・・こんなことはめったにありません。果たして幾らの請求がくるか・・・。

と言うわけで(どういう訳か?)車の出てくるマンガをご紹介。

 加藤元浩『Q.E.D』2巻(講談社)
この本の2話目の「ロスト・ロワイヤル」に幻の車を巡る話が出てきます。話全体よりもこの車の隠し方が何ともいえない。コロンブスの卵的発想なんですが、「凄いなあ、こんな簡単なことなのに、こういうことを思いつくとは」というのが感想です。それにしてもこの話にも出てきますが、ナチスと旧ソ連は幻のお宝ネタでは簡単・便利で、とことん使い回されています。説明が省けるから良いということなのか??推理小説好きのブックス担当は、推理物だと書かれていると何でも飛びつくので、推理物のマンガもたくさんあります。中でも、長編の推理マンガならこの『Q.E.D』と野間美由紀の作品がお勧めです。単発でいいものもたくさんありますが、今日は推理マンガの話ではないので、またの機会に。


もう1冊は、
山田睦月・菅野彰『デコトラの夜』(新書館)
つい最近Yさんから寄贈されて出会ったマンガです。「デコトラなのに、表紙がシリアスですね」と有報堂Bが言っています。結構シリアスな話しなのに、帯にはロード・コメディと書いてある(!)、コメディだったのか。シリアスなのにシリアスに流れないのがいいと思っていたけど、コメディかあ・・・1巻、2巻で全然違う雰囲気でどちらも面白い。本を読みながら激しく感情移入をするブックス担当は、主人公の一人タイヨーの過去に激しく動揺、またしても泣いてしまった・・・。タイヨーの子どもは、タイヨーの妻が店頭でTシャツを見ている間に、乳母車の中で脱水で死んでしまうのです。そのせいで妻も・・・。もう一人の主人公(祐一)の妻美晴の「でも本当に知らない人がいるのね 教える大人がいなかった そんなこともあるのね」「無知が罪なのか その無知を生む社会のどこかに歪みがあるのか」と言うセリフは日々頭を悩ましている命題の一つです。皆さんもこのマンガを読んで、社会のことを少し考えてみませんか。

マンガや本を読んでいると現実逃避が出来ますね。読んでいる間は、車の故障のことも忘れられる・・・


※ 1/24(日)は11:30〜15:00の間、客席西側のテーブル席がすべて予約席となっております。座席が限られますのでご了承ください。
※ 1/30(土)は都合により16時閉店(15時ラストオーダー)となっております。何卒ご了承ください。その他変則営業は随時お知らせをいたします。
※1月の営業のお知らせは12/27の記事にあります。ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。

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