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 今各地で問題になっている、ゴミ処理問題。ここ上伊那広域でも新しいゴミ焼却場をめぐって、どこに何を作るのか問題になっています(伊那市の決定の仕方は相当問題ありだと有報堂ではみています)。なかなかゴミ減量にまで話しが発展しないところに、今日の伊那市の行政に限界が・・・などと小難しいことは横において

 有報堂では、エネルギーをあまり使わないのがエコだと考えています。
 ゴミ処理にエネルギーを使うのは論外です。なので、極力ゴミを出さない方向で日々営業しています。

 今回のエコなお話は、生ゴミ処理についてです。

 飲食店のゴミでかなりの割合を占める生ゴミ。有報堂では、野菜の皮などもしっかり調理して、調理段階からゴミを出さないよう心がけていますが、それでも出るのが生ゴミ。

 そんな生ゴミを有報堂では、生ゴミ堆肥化容器で堆肥にしています。(俗に言うコンポスト)


一番活躍しているコンポスト。外に設置されています。

 好気型のコンポストです。好気性微生物が分解してくれます。これは、①温度を40℃以上に保つ②酸素が必要なので通気の確保が必要(攪拌するとか)を始めとして色々と注文がありますが、基本的にそこまで手をかけると面倒なので、生ゴミの水を切るということだけ徹底しています。

これはとあるお宅から引き取ってきたもので、いただいたとき蓋がありませんでした。蓋は手作りです。


こちらは室内で使っている嫌気型のコンポストです。

 嫌気性微生物(EM菌)が発酵による分解をしてくれます。発酵させるので、腐ってしまった生ゴミはいれません。嫌気なので密封して空気にはふれないようにします。常温で発酵していきます。こちらも生ゴミの水を切るのは必須です。


これには蛇口がついています。容器の底に溜まった抽出液を抜き取るためのものです。
 

抜き取った液は、下水の浄化に使用します。

 EM菌に排水管の掃除もしてもらう訳です。排水口からの臭い消しにもなります。有報堂の下水は、常にこれで掃除されています。危険な薬剤は使用していません。抽出液が薄いときには、黒糖や米ぬかをいれてEM菌を増やして使います。

 いずれも出来上がった堆肥は、もちろん有報堂農園で使用しています。
 
 生ゴミは、このいずれかの方法で処理しているのでゴミにはなりません。

 また、別の機会にもふれますが、有報堂では瓶などのリユースもの、紙、缶やプラスチックなどリサイクル可能な物は、極力ゴミとして出さないようにしています。調味料なども、なるべく缶や瓶に入ったものを仕入れて使っています。そんな有報堂での最大のゴミ問題は、食器です。飲食店の食器は、消耗品だとよく言われますが、本当にその通りです。割れるんですよねえ食器は・・・

 ゴミ軽減のために皆さんなるべく食器を割らないようにお願いしますね(^^ゞ。
万が一厨房から「パリーン」と音がしたら、「環境にわるい!!」と叫んでやって
ください。



※10月18日(日)19:00〜貸切となるため、18:30までの営業となります(L.O.は17:30です)。ご了承下さい。その他の営業のお知らせは、9/27の記事にあります。
ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。

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