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オープンしたての頃はすかすかだった有報堂の掲示板。 最近掲示の中でひときわ目を引いていたのは 今日有報堂の開店が遅かったのは、この映画を見ていたからです。 「トールサイズのコーヒー1杯330円。コーヒー農家が手にする金額3〜9円。あなたが飲む1杯のコーヒーから、世界のしくみが見えてくる」(映画のチラシより) コーヒーを通じて南北問題にふれています。フェアトレードに焦点をあてた映画でした。 昨年日本でも公開されると聞いてから、コーヒーを出す店として見ておきたかった映画ですが、昨年の公開中は有報堂の自家工事が忙しく結局見ることが出来ませんでした。今年もフェアトレード月間中に上映会を有報堂でやろうかと思っていましたが、これもずくがなくてできないまま放置されていました。そんな因縁の映画が、伊那でも上映するというのを聞きつけてついに見てきました。 個人的にこの映画で印象に残ったのは、①神様と②コーヒーです。 コーヒー農家の人々が、コーヒーをいれながら神様にコーヒー豆の値段を上げてくれるよう祈っているシーンがありました。この映画では、コーヒー発祥の地であるということもあってエチオピアが題材に選ばれたようです。神に祈りを捧げるシーンを見て、エチオピアを選んで正解だったなと思いました。イスラームやアニミズムなどの伝統宗教が多い周辺のアフリカ諸国とは違い、エチオピアは、キリスト教の国です。きっと彼らは、キリスト教の神様に祈っていたでしょう。クラフト・フーズ、ネスレ、P&G等々、この映画の取材拒否をした企業もキリスト教の人々でしょう。「神様は何もしてくれないなあ」「キリスト教の神様は資本の神様にはかなわなかったなあ」と痛切に感じました。個人的にこの祈りのシーンがあってこその、エチオピアだなと強く感じました。 エチオピアの農協タデッセさんが、「フェアトレードコーヒーを意識して飲んで欲しい。それで世界が変わる」というようなことをおっしゃっていました。本当にその通りだなあと思いつつ、「でもコーヒーだしな」とも思いました。「コーヒーでは、貿易しか方法がないな。常に相手が必要で、常に相手に左右されてしまうな」「コーヒーでは自分の食料にはならないな」等々・・・フェアトレードに焦点を当てた映画なので、フェアトレードが強調されるのは当然なのですが、「貿易だけではどうにもならないのではないか、この貧困は」と映画を見ながら考えていました。 そうしたら、きちんとそのことについてのフォローがあってとても感激しました。上映会後、以前フェアトレードの仕事に関わっていたという宇野さんという方のお話を聞きました。宇野さんのお話はフェアトレードのその先の話でとても勉強になりました。途上国の方々の自立支援のお話で、映画で私が感じた疑問を実践で解消されていてとても参考になりました。(宇野さんたちは、貿易だけに力点をおいていないので、民衆交易と言う言葉を使っていたそうです。)もっとお話を伺いたかったところですが、開店準備のために会場を後にしました。 有報堂でも、コーヒーやフラックスオイルなど日本で手に入らないものは、フェアトレード商品を使っています。 ※最新の営業のお知らせは、9/27の記事にあります。 ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。
リンゴジュースが新しくなります。
9/22の軽トラ市でお知り合いになった宮田村の善積農園さんの 軽トラ市で1本買って試飲してみたらとっても美味しかったので、有報堂でも提供することにしました。 1本(1000ml)のリンゴジュースを作るのに、5玉のリンゴを使っています。 保存料無添加のジュースです。 軽トラ市で買ったものは、サンつがるのリンゴジュースでしたが、今は紅玉のリンゴジュースです。11月は、信濃スイートとその他2・3種類のミックス、12月末頃からふじのリンゴジュースになるそうです。それに合わせて有報堂のリンゴジュースも切り替えていきます。それぞれの味をぜひ試してみてください。 紅玉のジュースは数が少ないのでお早めにご来店ください。 ※最新の営業のお知らせは、9/27の記事にあります。 ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。 これはバターナッツかぼちゃ(9/23の記事参照)ではなく、 ニッチにいれるとこんな瓢箪ワールドが広がります。 これは、尨(むく)さんという瓢箪灯作家さんの作品です。 この瓢箪ランプは、尨さんがご自分で育てた瓢箪で作っています。全て手作りです。ちょっと下世話な話しですが、瓢箪灯のお値段は、瓢箪の大きさより穴の数で決まります。完全手作りのため作った時間が最大の経費です。 尨さんは、有報堂のある西箕輪で活動されています。 以前から知り合いで、有報堂もオープンの時からご利用いただいていましたが、このような魔術師だったとは・・・最近知りました。 実は有報堂のあまり表だって宣伝していない目標(コンセプト)というか、有報堂を作るにあたって持っていた思いと言えばよいのか、そんなものの一つに、「自分の好きなことをやって「健康で文化的な最低限度の生活」を送ろう」があります。そのために頑張っている人を応援して(協力して)いこうと考えています。このブログでも紹介している「伊那谷里山くらし研究所」、豆腐の「まめや」さん、酪農ヘルパーのKさん始め色々な人たちと、そんな思いで協力(応援)しあっています。そんなお仲間にぜひ尨さんもということで、瓢箪灯をこれからは有報堂でも扱っていこうと思っています。 販売も検討中ですが、イベント時のレンタルとデコレーションのお仕事もなさっているそうなので、手始めに、11月23日(日)の「勤労感謝の日に遊べ!」有報堂Liveで瓢箪灯デコレーションが登場します。音楽を聴きながら瓢箪の光に包まれてみるのはどうでしょうか。ぜひご来店下さい。チケット絶賛発売中!!(ライブの詳細は、9/25付の記事にあります) ※最新の営業のお知らせは、9/27の記事にあります。 ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。 パチンコでは、ありませんよ。 ライブ以外の企画のお知らせがついに・・・ 「笑龍」というイベントサークルが伊那にあります。 このサークルは、 ①他にないイベントを、まじめに楽しくやる ②社会とつながるイベントをやる ③イベントによる地域活性化 をコンセプトに活動しています。 そんな笑龍が今回送る企画は、 「恋愛美術館」 女性限定企画!(この日は笑龍の男性スタッフも裏方です) ガールズトーク炸裂か? 日 時:11月21日(土)19:00〜22:00 参加費:1,000円 於)有報堂 恋愛美術館って・・・(-。-;)何? 「最近仕事が忙しくてときめいていないなあ・・・ドキドキしていないなあ・・・そんなことがあなたにもありませんか?恋愛美術館では音楽や映像、本にのせて、トキメキを思い出させる・・・そんな企画です。甘酸っぱい空間でスイーツを頂きつつ、あなたもキュンとしませんか?」(笑龍のチラシより)だそうです。 有報堂の雰囲気がとっても良いということで白羽の矢が・・・ 確かに有報堂お店の雰囲気はとてもいいんです。お店がね。 職員は・・・ 「ときめき?何も無理矢理ときめかなくても・・・そんなものなくてもいいんじゃない?」 と、かなりときめきとは無縁の有報堂A・Bはぶつぶつ言っていますが、お仕事です。 その挑戦有報堂ブックスが受けてたつ!!!(この時点ですでに間違っているような) 本に不可能はない!!!! 恋愛美術館にふさわしい有報堂presents恋愛セレクションをお目にかけよう。 乞うご期待!(大丈夫か) 好評だったら恋愛セレクションでブックフェアやろうかな。 ちなみにカフェも挑戦を受けてたちます。ときめきスイーツにチャレンジ!! ※本日は夜間貸切となるため、通常営業は19:00までとなります。ご了承下さい。その他の営業のお知らせは、9/27の記事にあります。 ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。
大丈夫ですよ皆さん。読書が足らん!のはあなただけではありません。
有報堂の面々も「韓愈は知ってるけど・・・」とか、もぞもぞ言っていましたよ。 今日は、「ググるな、本を読め!」のお話です。 『広辞苑』には、韓愈「唐の文章家・詩人。(中略)詩は険峻と評される力作をよくし、平易な風の白居易と相対した。(後略)」などなど書いてあります。 スペースの関係でお蔵入りしています。ブックス担当が辞書好きで50冊くらいあるかなあ(数えたことはありません)。辞書を読みたい方も一声かけてください。 このブログをご覧になれる方は、当然インターネットが出来るので、韓愈や「灯火親しむべし」をちゃちゃっとググることが出来るはず(既にググった人もいるはず)です。(因みにググるとは検索エンジンGoogleを使って検索することです) 昨年の夏、アメリカの雑誌で「グーグルはわれわれを愚鈍にしようとしているのか?」という論文が発表されたという記事を、雑誌か新聞で読みました。昨年は自家工事真っ最中で、その記事の追跡も調査も出来なかったし、何で読んだかすら覚えていないので記事の内容も不正確ですが、要は「オンラインでやっていることは、従来の「読む」という行為とは違うことだ」「ネットを使って「読む」頭の回路と、本や印刷物を「読む」頭の回路は全く違う」というような内容だったかと。愚鈍になるとは過激な・・・と思った覚えがあります。 まあ、仕事などならスピードも必要ですし、調べたいことがはっきりしていればそれでもいいかと思います。が、韓愈は生死に関わることでもないし、生きていくうえで、生活するうえでどうしても必要な知識ではないしスピードは必要ありません。 暇なときに辞書でも、不確かな記憶でこんな本に書いてあったようなと色々な本にあたってみる(そしていつまでもお目当てのものにたどりつかない)、心の片隅に留めておいていつかそのことが分かる本に巡り会う、というのが面白いんです。そしてそれが今はやりのスローライフなんではないかと思っています。 そんなブックス担当が、不確かな記憶で今回あたってみた本は、 確か韓愈の詩があったはず・・・と目次を見ると 「ビンゴ!」と叫んで読み始めましたが外しました。お目当ての「符読書城南」〔符 書(しょ)を城南(じょうなん)に読む〕はありませんでした(>_<) しかし、私の漢詩のイメージを一変させた詩が載っていました。高校時代その詩を初めて読んだ時の衝撃を思い出しました。(こういう寄り道も読書の良さですね) その衝撃の(というより笑撃の)詩は、「落歯」です。(結構有名な詩ですがご存じですか。)「らくば」でも「おちば」でもなく、「落つる歯」と読み下します。 この詩は、 「去年は奥歯が1本抜けて、今年は前歯が1本抜けて、あっという間に6・7本抜けてしまって・・・」と始まり、えんえんと歯が抜ける話を書いています。そして、友人に「歯が抜けるのは、健康が衰えた証拠だ。寿命も短いんじゃない?」などと心ないことを言われ、あげく最期には、「噛むことが出来なくなったら、軟らかいものがいっそう美味しく感じるだろう」と言って、「この詩を鼻歌まじりに作ったので、妻子に見せびらかせよう」と終わるのです。 ね、凄いでしょ。最初に引いた広辞苑にもあるように、「険峻と評される詩」を書く人ですよ。ギャグでしょうこれは。爆笑です。これで少しは漢詩が好きになりましたね。 今回読んで初めて知ったのは、(以前はまだ若くて印象に残っていなかったのかも)この詩を書いたときの韓愈の年齢は36歳・・・。あと少しで・・・などと言っていられないくらい似たかよったかの年齢にこれも衝撃です。 全文を読みたい方は、有報堂にお越し下さい。『新唐詩選続編』にあります。有報堂にあるのは、1954年のものなのでかなり古く、地の文ももはや古文の域ですが。 この秋は、漢詩を読みに有報堂へ。 ※本日は19:00〜貸切となるため、18:30までの営業となります(L.O.は17:30です)。また、10月21日(水)は夜間貸切となるため、通常営業は19:00までとなります。ご了承下さい。その他の営業のお知らせは、9/27の記事にあります。 ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。 |
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