12日の調理実習、パン作りの合間にコーヒー豆知識講座をやりました。 今回は、時間があまりなかったのでカリタ式ペーパードリップとプレス式のコーヒーという2種類の淹れ方を少しだけみんなでお勉強です。 いざ、美味しいコーヒーの淹れ方を!と意気込んで始めます。が、「美味しいコーヒーは淹れ方より豆で決まります」「美味しい豆をゲット出来れば淹れ方は適当でも、美味しいコーヒーが飲めます」「不味い豆は、どんなに上手に淹れても不味いです」といきなり出端を挫く発言を有報堂Aが・・・事実ですが。 気を取り直して始めます。 どの器具を使う時でも、 ①水と豆の分量は正しく ②お湯の温度は90〜95℃ を守ればたいてい美味しく淹れられます。 今回は深煎りの豆でプレス式とドリップ式を試します。 まず豆を挽きます。 プレス式は粗挽き、 ドリップ式は中挽きの豆を使います。 コーヒープレスです。一番メジャーなボダム社のものです。 ドリップ式と違って濾過されないので、より新鮮な豆を使った方が良いです。 この器具にコーヒー豆(1杯分=10g)を入れて お湯(1杯分=180cc)を注ぎます。 蓋をして4分待ちます。 そのためだけのタイマーです。4分しかセット出来ません。 4分たったら 蓋のつまみをゆっくり押し下げます。 これで上部にあるフィルターが下がっていきコーヒー液と豆が分離されます。 下まで押し下げたので、これ以上抽出されることはありません。 すぐにカップに注ぎ分けなくても、置いておくことができます。 次は、ペーパードリップです。有報堂で使っているのは、 カリタです。 ドリッパーの底は三つ穴です。 カリタ社は、日本の会社です。世界的に有名なドイツのメリタ社とは別の会社です。メリタ社のドリッパーの底は、一つ穴です。(因みにこの一つ穴と穴の直径はメリタ社の特許です)どんな器具にも専用のメジャースプーンがあります。豆の量を正確に測るには、器具と適合したメジャースプーンが必要です。よくある失敗に器具はカリタだけどメジャースプーンはメリタというものがあります。メジャースプーンを単品で買うときは、スプーンに書いてある会社の名前を確認して下さい。 豆をドリッパーに入れたら、粉全体が湿る程度に少しお湯を注いで、30〜40秒蒸らしてから、粉の真ん中で「の」の字を書くようにお湯を注いでいきます。 このように細口のケトルを使うとお湯の出方をコントロール出来ます。 時間をかければ濃く、早い時間で淹れれば薄く抽出されます。お好みでお湯の出し方をコントロールします。 なるべく粉の真ん中にお湯を注ぎます。外側で注ぐほど薄く抽出されます。 お湯を注いだときに出てくる泡は灰汁なので、全部落としきらないよう気をつけます。 穴がへこまないようにお湯を注いでいきます。最後は、ドリッパーにお湯が残った状態で、ドリッパーをはずすと灰汁は落ちません。 最後はプレス式とドリップ式の飲み比べをしてみます。カップがいっぱいあるのは、そのためです。 みんな味の違いがわかったようです。普段コーヒーを飲まない人でも違いが分かりました。(ほっとしました。全然味の違いが分からなかったらどうしようかと思っていました) コーヒーの美味しい淹れ方が知りたいわ。と言う方は、有報堂カフェ部門まで。 ※最新の営業のお知らせは、12/17の記事にあります。 ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。 |
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