シルバーウィークも終わりましたね。皆さんたくさん遊びましたか。 有報堂は世間を恨めしく思いながら黙々と仕事をしていました。 お陰様で、連休中もたくさんのお客さんにご利用いただきました。 ご来店いただいた皆様ありがとうございました。 もう9月も終わりで、あっという間に年の瀬を迎えてしまいそうです。年末年始に食べる機会の多い切り餅ですが、有報堂は年間通してお餅のメニューがあります。夏には食べる人もいないだろうと思っていましたが、割とコンスタントに出ています。 有報堂で使っているお餅は、“白毛餅”(しらけもち)といいます。 まぼろしのもち米・縄文古代米の白毛もち米を使っているお餅です。 白毛もち米は、その名の通り、稲穂に白く長い毛が生えているのが特徴で、収穫期には、田んぼ一面が白っぽく見えます。 もともと伊那谷で作られていた古代米ですが、稲丈が高くて倒れやすく、収量も他品種より少ない農家泣かせのもち米です。このため農家はどんなにおいしくても決して販売用に作ることはなく、自分たちが食べる餅用に極少量を栽培してきたため、「白毛もち米」は知る人ぞ知るまぼろしのもち米でした。 農家の高齢化に伴って栽培する人も減り、絶滅の危機に瀕していた白毛もち米。上伊那農民組合が種の保存に立ち上がり、製品として販売しています。 こくがあってとても美味しいお餅です。これを食べたら他のお餅は食べられないというおいしさです。素焼きで食べるとその良さがわかると言われていますが、カフェでそのままだすのは芸がないので、有報堂ではのりしょうゆ味と黒ごまきなこ味で提供しています。2個で450円です(味は選べます。のり1・きなこ1ということもできます)。一度お試し下さい。 黒ごまきなこが、これまたとても美味しいきなこで、黒ごまきなこの在庫があったら売って欲しいと言われるお客さんもいます。(在庫があれば、きなこも購入出来るチャンスがあるかも) 袋でも販売しています。 1kg1,280円、500g750円です。 白毛餅は冷めても硬くなりにくいので、予約メニューで 餅サラダにして出したりしています。左側がほうれん草とお餅のサラダです。 鍋料理の際に、そのまま投入しても溶けることなく美味しくいただけます。この冬、白毛餅はいかがですか。 明日某誌が、そんな白毛餅の取材に有報堂にもやってきます。 「ようやく休めると思ったのに・・・、せっかくの定休日なのに・・・」などとは思わず、美味しい料理を作ってお迎えします。 ※最新の営業のお知らせは、8/28の記事にあります。 ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。 |
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