寒いですねえ。暖冬の冬とはいえ遂に
季節限定と銘打ってお出ししていた「豆乳プリン」、ご好評をいただいています。 「まめや」さんの豆乳が濃厚でとても美味しいので、豆乳自体を味わっていただけるのがいいのかなと思っています。今後は定番メニューにしていきますが、配達の都合上、金曜~日曜限定でのご提供となっております。ぜひ食べにいらしてください。 実はこの豆乳プリン、先週から作り方を変えることにしました。固めるための材料の変更です。今まではゼラチンを使っていましたが、今度は ゼラチンの場合は、豆乳を温めて砂糖を入れ、そこへ粉ゼラチンを入れて溶かしたものを冷やし固めていました。本葛粉の場合は、砂糖と本葛粉を混ぜたところへ豆乳をすこしずつ入れてだまのないように溶かします。その液を鍋に入れて火にかけ、沸騰させないように木べらでよく混ぜながら全体にとろみがつくまで加熱してから容器に移して冷やします。 きっかけは、豆乳プリンを食べてみたいけど動物性由来のゼラチンは食べられないというお客さんのご希望を叶えるために、葛粉バージョンを試作したことでした。それが予想外に美味しい出来だったので、「豆乳にはゼラチンよりも葛粉が合うのではないか」とスタッフで話し合い、通常の商品もすべて葛粉で作ることにしました。 固める段階で使う材料に味が左右されるということは驚きでした。豆乳プリンは黒練りごまを使ったソースをかけているため、豆乳・黒ごまという「和の食材」に対して葛粉がぴったり合ったということかもしれません。逆にゼラチンはフルーツゼリーや牛乳のプリンなど「洋の食材」に合わせて使うのが適しているということでしょうか。材料同士の相性というものもあるんだなぁと実感したところです。 食べていただくとわかりますが、新しい豆乳プリンはゼラチンを使った場合の「プルン」とした食感ではなく「ねっとり」としたムースというかごま豆腐のような食感です。 ぜひ葛粉使用の新しい豆乳プリン、お試しください。 ※最新の営業のお知らせは、11/27の記事にあります。 ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。
12日(土)の午後は、ひとり読み語りしばい「父と暮せば」(プロデュース 劇団「歩」)の上演がありました。
床に絨毯と座布団を敷いて座るスタイルだったので、天気を気にしていましたが、幸い良いお天気で午前中のペチカの火だけで十分でした。 最初ト書きまで読み始めたときはぎょっとしましたが、そういうお芝居だったようです。セリフが始まったときには、みるみると引き込まれていきました。 程よい狭さで、お客さんと俳優さんの間の距離感が近くて一体感があったのではないかと思います。お客さんからも、大きな会場と違ってすぐそばで演じているのを観ることができとても良かったという感想がありました。 天のさん、劇団「歩」の皆さんありがとうございました。 上演中は飲食禁止だったので、 店内ですぐ食べられるサンドイッチと、ココアプリンをご用意。この日のサンドイッチの中身は、おからサラダ・水菜とじゃこ・ニンジンマリネでした。追加、追加の大好評でした。ありがとうございました。 テイクアウトはお待たせしなくていいので、これからイベントの時はもっと取り入れたいと思います。 ※最新の営業のお知らせは、11/27の記事にあります。 ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。
企画目白押しだった12日は、朝も早くから調理実習をやっていました。
10/29の記事に書いた「まめや」さんの見学。実はあれは、業者青年同士のお仕事訪問企画だったのです。月1回位のペースで、みんなの職場見学をと企画して、その栄えある1回目が「まめや」さん。2回目は何とここ有報堂カフェ部門です。 見学だけでは面白くない!と言うことでみんなで調理実習です。 「60分でもちもちパンづくりinカフェ&カイロ有報堂」 湯だねを使うことで一次発酵を省略出来るという簡単パン作りです。 皆さん業者さんなのでお仕事前に全てを済ませるべく、朝の8時には実習開始です。 まずは、このパン作りの肝「湯だね」を作ります。 対して、「まめや」さんは意外と難航しています。 次は、イースト水を作ります。 いよいよ生地を作ります。 強力粉、塩、砂糖、湯だね、イースト水を入れて混ぜます。 砂糖は発酵を促進しますが、塩は発酵を阻害するので、砂糖と塩は離れたところに置いて、イースト水は砂糖の上に注ぎます。 意外とこの段階で皆さん苦戦しています。「生地が手にくっついてうまくいかない」とか色々言い訳をしていますが、 生地を丸め直して、好みの形に整え成形します。いよいよ発酵です。湯だねを使っているので、混ぜている間に発酵が進んで、一次発酵は必要なく、この発酵1回のみです。 発酵に最適な温度は32〜38℃、湿度は90%です。熱湯を入れて扉で密封すればだいたいその温度、湿度になります。発酵すると生地は2倍になります。 発酵後 やはり初めてのパン作りだったので2時間近くかかってしまいました。2回目に作るときは、もっと早く出来ます。本当に1時間でパンが出来るようになります。 皆さんお疲れ様でした。 調理実習ご希望の方は有報堂カフェ部門まで。 ※最新の営業のお知らせは、11/27の記事にあります。 ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。 今日は、宴会の予約が入っているので、朝から 大きいテーブルが出ているときは、 大きいテーブルが出ていれば、「有報堂は、今日は予約があるな」と思ってください。 明日有報堂は、朝・昼・夜とそれぞれ別の貸切が入っています。それぞれの企画で配置が違うので明日は、企画と企画の間を縫って模様替えがあって大忙しです。それぞれの模様替えの様子は、またの機会にご報告します。 ※最新の営業のお知らせは、11/27の記事にあります。 ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。 「覚えているよ。今でも待っているよ。早く終われよ」 「読者がどこまで読んだか忘れるくらい長い間休載するな!!」 11/2の記事のように、書店で本の帯、POP、広告などにいちいち心の中でつっこみをいれているブックス担当が、今年一番書店でつっこみをいれたのは、タイトルの言葉に対する冒頭の言葉です。 1976年に連載を初めて未だに未完の演劇漫画、美内すずえ『ガラスの仮面』(白泉社・花とゆめコミックス)の棚ざしの位置に置かれている、「どこまで読んだか覚えているかしら?」。書店で初めて見たとき「何て挑戦的な。これは絶対、姫川亜弓か月影千草のセリフだね」と思いました。 挑戦的なセリフを投げつけるだけあって、何と今年『ガラスの仮面』は 今年がいかに凄いかは一目瞭然です。 待たされ続けたファンとしては、フィナーレに向けて期待が高まります。最高に面白かったときには全く及ばない内容なんですが、それでもきっちり終わりを見届けたいという願望はあります。 ずっと続きを待っていたという同世代のお客さんや、常連ご家族の小学生の子どもさん達が、有報堂に来る度に『ガラスの仮面』を夢中で読んでいるのを見ると、良い漫画はいつの時代に読んでもいくつになっても面白いんだなあ。良い漫画はいつまでも読まれるなあと感慨深く思います。そんな小さいファンのためにも、未完の大作で終わらないでと切に思います。 子どもも大人も夢中にさせる『ガラスの仮面』を読みに皆さんも有報堂にお越し下さい。 大人も子どもも楽しめる漫画は、『ガラスの仮面』以外にもたくさんありますよ。 ※最新の営業のお知らせは、11/27の記事にあります。 ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。 |
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