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 今週の定休日(月・火)を利用して、有報堂代表が皆さまから寄せられた義援金、救援物資とメッセージボードをもって宮城県へ行ってきました。他のスタッフも行きたかったのですが物見遊山でもないので、今回は代表だけ運転手として送り出しました。


 まずは、合庁で県が発行する「支援物資輸送車両の高速道路通行許可証」を貰います。これがあれば、高速道路を無料で通行できます。震災直後は、高速道路が通交止めになっていたりして、警察署が発行する「緊急車両通行証」の手続きが必要でしたが、現在は高速道路が復旧したため、県で発行する証明書に切り替わりました。皆さんも物資を運ぶときは、まずは合庁に手続きをしに行ってみてください。


 長野県から東北に向かうのはとても大変なので、一日目は栃木県で泊まって、二日目の早朝に被災地へ入りました。栃木に行くまでの間も頻繁に地震があり、宿泊した宿もたまに揺れていました。有報堂のある長野県伊那市では、ほとんど余震という余震もないため今回の地震の影響を感じることはあまりありませんが、関東・東北に近づくとやはり違います。


 火曜日早朝から向かったのは、宮城県岩沼市、名取市です。東北自動車道で福島県に入った辺りから高速道路の状態も悪く段差ができていました。100km/hで走っていると車が弾みます。防音壁が壊れているところもたくさんあります。


 岩沼市の災害支援センターに物資を届けた後、仙南地区では一番被害のひどかった名取市に向かいます。名取市に向かう道路はようやく開通したばかりです。


  道路を開通させるためによけた瓦礫です。
 
  津波で流された船があります。
 海岸から1.5kmの地点です。まだ片付ける算段もたっていません。


   海岸から500mの地点です。 
 奥に海が見えます。この丘から海までの間は、住宅地でしたが何も残っていません。


   海岸1kmの田園地帯。

 見渡す限りの田んぼが全て海水に浸かっています。未だに海水はひけません。海水にやられてしまったので、向こう3年間は作付けはできないそうです。本来なら田んぼに水をじゃんじゃん流して海水を流し出すところですが、水路の貯水装置が壊れてしまったため、それはあきらめて今年は水路に水を流さないことが決まったそうです。


   海岸2km地点です。

 まだ何も片付いていません。1階部分に瓦礫や土砂が押し寄せています。これで半壊だそうです。こんな住めない状態で半壊の判断をされても疑問が残ります。エリアによっては、その地域全体を全壊にする措置をとったところもあるようです。この災害では、全壊・半壊の判断も、住民が今後そこで生活が出来るのかどうかまで踏み込んで進めて欲しいものです。



 最後に現地の方と上伊那から物資を運んだ方と
   メッセージボードを囲んで記念撮影をしました。

 物資やお金はもちろん必要とされていますが、メッセージを渡すとさらに感激してもらえました。

 皆さまのお心をしっかり届けてきました。引き続き義援金・メッセージは集めていますので、ぜひご協力をお願いいたします。物資は、再び被災地に行く日程が決まった段階で、必要とされているものを集めて持って行きたいと思っています。ニーズが分かり次第お知らせしますので、その時はご協力よろしくお願いします。




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