朝早くから向かいの山に出かけてきました。
何をしに出かけたかと言うと またまた自家工事・・・ 恒例の業者青年仲間のお仕事訪問。今回は左官屋さんでした。 豆腐工房まめやさんの新工場建築現場に入っている湯澤左官さんのお仕事を見学!です。 まずは作っている竈(かま)の説明を受けます。 油揚げ用の竈です。 この工場が完成すれば、まめやさんの油揚げが食べられるようになります。楽しみです。 油揚げは、低温で揚げた後、高温で揚げることによって膨らむそうです。なので、低温用と高温用の竈があります。 薪から竈までの距離を調整することで、温度に変化をつけます。低温用と高温用の竈で 焚き口の高さが違います。 この竈のモルタルの下はレンガだそうです。 次は 豆腐用の竈の説明を受けます。 まだ途中でしたが、色々と細かい細工がされています。 内側のレンガはでこぼこしています。 こうすることによって火のまわりが良くなるそうです。 このでこぼこは、一つ一つ 手で割っています。 三角にも割れます。 凄いです。有報堂スタッフはグラインダーより怖くないねとつぶやいています。 この一番下が凹んでいるのは、 なるべく竈に近づけるようにつま先が入るスペースです。 こだわりのまめやさんは、消泡剤を使いません。豆乳を煮るとき、自分でかき混ぜて泡を潰します。そのため少しでも竈に近づける方がいいのです。色々細かい注文が出来るのも仲間ならではです。豆腐用の竈はあと5段くらいレンガを積んでからモルタルで仕上げるそうです。 最近薪で豆腐を作る豆腐屋さんが少なくなったので、比例して竈を作れる左官屋さんもいなくなっています。この上伊那地域でも豆腐用の竈を作れる左官屋さんが一人もいなくて、湯澤左官さんは和歌山まで出かけていってノウハウをものにしてきました。この工場が成功すれば、文化の継承にも繋がります。 さて次はお待ちかね自家工事です。 まめや新工場はついに店舗が出来ます。店舗の細工はまめやさんが自家工事でやっています。最近有報堂の周りは自家工事ばやりです。(みんなお金がないからね) まめやさんのお手伝いも兼ねて、みんなで壁に珪藻土を塗ります。 湯澤左官さんが 一所懸命珪藻土を練っています。 その間にみんなで ポーズ\(^O^)/。 平和です。きちんと見学しろ(-_-#)。 有報堂と同じように 籾殻を入れます。 緑っぽいのは、まめやさんのこだわりで大豆に近い色の珪藻土を使うことにしたからです。乾けばもう少し白っぽくなるそうです。 湯澤左官さんが ネタの取り方を レクチャー。 珪藻土をのせた板(コテ板)から、コテを操って珪藻土を上にのせます。 みんな全然 出来ていませんが、 塗っちゃいます。 低い組と 高い組に 分かれて騒いで作業しています。「誰が不器用だ」「誰が細かい」等など大騒ぎです。 代表はさすがです。 一人でばんばん塗っています。 みんな素人なので、模様をつけるのは止めました。(この後もまめやさんが塗るしね) 今日のみんなの持ち分は完成しました。 割ときれいに出来ています。 自家工事もやって竈の説明も聞いて、盛りだくさんのお仕事訪問でした。湯澤左官さんありがとうございました。 ☆おまけ☆ 湯澤左官さんの 鏝コレクション。 ご披露いただきました。この倍はあるそうです。仕上げによって使う鏝は色々なんだそうです。 ※12/12(日)は、予約のため終日貸切となります。通常営業はいたしませんので、すみませんがご了承ください。 その他の12月営業のお知らせは、11/28の記事にあります。ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。 |
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