牡蠣を食べた。やはりこの時期の牡蠣は美味しいですね。今では、オールシーズン世界中の牡蠣が食べられますが、昔はRのつく月が牡蠣のシーズンでした。9月(September)から4月(April)です。今年のように残暑が厳しいとなかなか9月に牡蠣という気分にもなりませんでしたが、これだけ寒くなればもう大丈夫です。
有報堂スタッフはみんな牡蠣が好きです。有報堂を創る前、夢話にみんなで独立開業の話しをしていたときには、相当数の人数がいましたが、生き残ったのは数人。今のスタッフたちです。何故生き残ったのか考えた結果は、「牡蠣」です。生牡蠣を一緒に食べ合った仲だから・・・ 前置きが長すぎましたね。こんな季節に読みたいのは、その名もずばり 石持浅海『Rのつく月には気をつけよう』(祥伝社文庫) これは美味しい本です。有報堂に何冊もあるグルメ・ミステリの中でも上位にランクします。お酒も肴もとても美味しそうです。 湯浅夏美、長江高明、熊井渚の三人は、大学時代からの飲み仲間。彼らが開く定例の飲み会に、アクセントをつけるためにゲストを招きます。その飲み会で、盛り上がって話されるゲストの恋バナに隠された謎を解く短編小説です。話題となる「謎」はすべて食べ物にからむ話題です。少しこじつけもあるけど、美味しいだけではなく、謎解きも面白い!石持浅海の印象が変わる面白さでした。 しかし、この本で言いたいのはそれではない・・・。 珍しく登場人物の名前をフルネームで書いてみたのには訳があります。一番大きな「謎」にだまされていたのが衝撃!なのです。この本が衝撃の1冊に転化したのは、やはりこの最大の騙しに引っかかったことですね。 最初熊井渚は、○性だと思っていたのですが、途中で考えを変えて×性だったのかと思い直したのです。ところがね・・・。「自分だって男にも女にも両方に使える名前なのに」「自分だって言葉遣い悪いのに」と臍をかみました。「くそー」久々に目一杯だまされた。悔しい・・・。ずいぶん本を読んでくるとここまで派手にだまされることはあまりないんですけどねえ。本筋の謎じゃないのですっかり騙されました。次は負けないぞ!と意気込んでいるブックス担当です。 ○と×は男と女どちらかが入ります。答えを知りたい方は、有報堂で『Rのつく月には気をつけよう』を読んで見て下さい。 有報堂は普段は牡蠣料理はやっていませんが、予約で食べることも出来ます。生牡蠣は好きですが、お客様には出せません。加熱でもとても美味しいですよ。真冬だけ出している「牡蠣とほうれん草の生クリームソテー」は、これを指定して予約される方もいる人気料理の一つです。純度の高い生クリームが決め手です。「お客さんに出さずに自分たちで食べてしまいたい!」という衝動にかられながら作っています。洋風のコースの場合、これからの時期はもしかしたら出てくるかも?です。ご予約お待ちしております。 ※11月営業のお知らせは、11/12の記事にあります。ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。
またまたお邪魔しました
こんばんは
今日もくつろぐ時間を楽しまさせていただきました れんこんのくず湯が口に合わず、残してしまったのがもったいなかったなー 前回オススメいただいた飲み物もまだ試してないので、またお邪魔したいと思います。
ありがとうございます。
あゆみさん
コメント、ご来店ありがとうございます。 れんこんくず湯お口に合わず残念でした。 少し癖があるのでしょうか。 次はぜひ別のメニューにチャレンジしてください。 チャイなどおすすめです。お口に合うといいのですが(^^ゞ。 またお越し下さい。 |
カレンダー
有報堂の本棚だよ
営業カレンダー
カテゴリー
最新コメント
[01/09 おかしびと ]
[10/22 有報堂]
[10/21 鈴木由美]
[09/20 有報堂]
[09/20 鈴木由美]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
有報堂
性別:
非公開
ブログ内検索
カウンター
|