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 最近お客様に人気の本は、カフェの本棚に


   面陳されている


   黒崎敏・ビーチテラス『夢の棲み家』(二見書房)です。


 ほとんどが写真の本なので、読みやすいのでしょうか。

 副題におもしろ建築ものがたりと書いてあるくらいなので、奇天烈な家がたくさん出てきます。

 表紙の家は、フランスのストラスブールにある「櫓の家」です。途中のテラスが地上5m、小屋は地上6.5mにあります。オーナーへの70歳の誕生日プレゼントだそうです・・・。70歳にもなって地上6.5mの小屋に階段を登ってまで行きたいのかなあと首をかしげます。(因みに普通の家の1階の高さは約3m位が相場だそうです。2階建ての屋根位の高さがこの家の床ですかね)


 この本の帯には、
 家をつくるなら〜こんな家で、暮らしませんか?
と書いてあります。「いやです」と即答してしまいそうな家ばかりです。見ている分には良いんですが、暮らすとなるとねえ。


 この
  「魚影の家」(ギリシャ、サントリーニ島)
なんかは、まだ飾りだからいいほうです。間取りには影響がないから。


 有報堂スタッフの中で不評だったのは、

   田園の棲み家(広島県呉市)。
ところどころにある中庭から中が丸見え。

 お風呂は

   ガラス張り!
どこまで露出狂なのか・・・。しかもこのお風呂、床とフルフラットで使いやすいのか使いにくいのか。


 もう一つ評判が悪かったのが、


   廊の家(長野県)。
家が回廊です。ロの字型の家です。形も不可解ですが、


   トイレのドアが両サイドにある。
鍵を両方一緒にかけたり外したり出来るのだろうか?片方だけ鍵をかけて安心していたら・・・。などと余計なことを言い合って大いに盛り上がりました。


 敢えてこの本の中から住みたい家を探すなら、ブックス担当は

    オウムガイ邸(メキシコ、ナウカルパン)
を選びます。

 家の中も
   巻いています。
ステンドグラスの採光が雰囲気出しまくりです。

 ドリトル先生シリーズが大好きなブックス担当。ドリトル先生のようにオウムガイに乗って移動したいとずっと思っているのです。まさしくそれを叶えたかのような家。これを見たときドリトル先生シリーズをまた読みたくなりました。


 「あれがいい、これがいい」「あれが良くない、これが良くない」と数人で大盛り上がりで読んでもいいですし、一人でひっそり読んでもいいお手軽な本です。自分の住んでみたい奇天烈な家を探しに有報堂に来ませんか。



※11月営業のお知らせは、11/12の記事にあります。ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。   

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