[253] [252] [251] [250] [249] [248] [247] [246] [245] [244] [242]


ブックカフェらしくたまには本の話を。(中身の話ではないですが)


 本がたくさんあると避けられないのが、ダブり本。

「ダブりが怖くて古本が買えるか」と豪語していた友人もいましたが、私は小心者なので、なるべくならダブらないで買いたいと思っています。それでも無くならないのがダブり本。

 

 ダブりを見つけたらたいがい直ぐに売ってしまいます。(次の本購入資金です)だからあまり手持ちにはないはず・・・なのに、今回お店に並べてみると出てくるわ出てくるわかなり衝撃を受けています。自分は相当バカなのではないかと落ち込んでいます。

 そのうちダブり本をもとに、有報堂古本部を立ち上げられます。一通りの整理が終わったら始めたいと思います。

 

でも今日は、普通のダブり本の話ではありません。

これからが本題です。(ちょっと長いので続きへ)写真がわかりずらいかも

 

 



e37472b5.jpeg


 『陪審15号法廷』

 和久俊三著

 ダブり本と見せかけて

 

ff3ced80.jpeg

 違う本です。

 1冊は『あやつり証人』同じく和久俊三著です。

 新刊本屋で買ったのに・・・




 

ae4e19e2.jpeg

 『乱紋』

 永井路子著

 上下巻とみせかけて

 


df4d91a6.jpeg

 下巻2冊

 これは、新古書店でしたけど

 



 両方ともカバーの中身が違いました。

『陪審15号法廷』は、この本が欲しくて買いに行ったので、また買い直しました。

『乱紋』は、「上巻」を読み始めたときから、違和感が。話の途中っぽい出だしだなあと思ったし、読み進めている間も何かの続編かなあと思うこともしばしば・・・「上巻」を読み終わって、下巻に入ったら「戦国の掟は・・・」全く同じ出だしです。あわてて上巻のカバーを外したら下巻・・・、下巻の中身も下巻。せめて下巻の中身が上巻だったらよかったのに・・・

 

 時間に余裕があると買った後、本を眺めることもありますが、多分このときはそんなこともしなかったのでしょう。しかも、本を読むことが好きなだけで、あまり装幀に注意を払わないし、たいがい中表紙もとばしていきなり本文を読み始めめるので、全く気がつきません。特に文庫本は読む前にカバーを外して中を見ることはありえないのです。

 レシートは普段から取っておかないし、本屋さんに行って1冊しか本を買わないということはないし、お金と時間があれば毎日本屋さんに行くし、いつ買った本かも覚えていない・・・返品出来ず。

 

 悔しいので、カバーは掛けたままずっと持っています。

 

 引越や本棚の整理をするたびに、悶絶する2組です。今回も本の登録をしながら悶絶しました。

 

 『乱紋』は、下巻を2冊も置いてもしょうがないので、お蔵入りです。下巻を読み切ってしまったので、気が抜けて未だに上巻を買っていません。いつか、買うことがあったら、図書室にだしますね。

 

 『陪審15号法廷』は、違う本ですし、両方ともカバーをかけたまま図書室のどこかに置いておきます。ぜひ、探してみてください。本物のほうには、『12人の怒れる男』(戯曲)をくっつけておきます。
 『陪審15号法廷』は、昭和初期に日本で陪審制が導入されていたときの話です。『12人の怒れる男』は「法廷劇の代名詞」「陪審制を書いた傑作」と言われている本です。有報堂においてあるのは、東京芸術座の上演台本です。裁判員制度も始まることですし、ぜひご一読を。

 

 両方とも読んで余力のある方は、筒井康隆『12人の浮かれる男』もどうぞ。これも図書室のどこかに・・・

 皆さんも本を読みに有報堂へお越し下さい。

 

 

 

 

 

 


コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
7 8 9 10 13
14 15 16 17 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
有報堂の本棚だよ
営業カレンダー
最新コメント
[01/09 おかしびと ]
[10/22 有報堂]
[10/21 鈴木由美]
[09/20 有報堂]
[09/20 鈴木由美]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
有報堂
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
(05/13)
(06/06)
(06/06)
(06/06)
(06/06)
カウンター