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 新たに作られた倉庫の本棚(■■■)は、あっさり


   埋まった。

 薄い本も結構あるので、1,000冊以上は収まったはず・・・が、しかし、全然話しにならない。山積みの本は、まだまだある。
 「結構あるな本・・・」「今更!」とぶつぶつ言い合いながら片付けています。本棚はまだまだ必要です。


 最初は、

   面陳出来るかも♪

「ジャンル分けをしよう♪」とはしゃいでいたブックス担当。それどころではない!未だに自分の蔵書量を把握していないようです。1時間もしないうちに本棚が埋まり「どうしたらいいんだろう」と頭をかかえています。どうしようもないので、ただひたすら棚の高さに合わせて本を並べます。兎に角片付けないと。ジャンル分けは倉庫が片付いてからでもできます。


 それでもかすかにジャンル分けらしき痕跡が。


   ここは古い本エリア。

(ジャンル分けなのか?これは?)


 以前にも(2009/2/10■■■)書きましたが、有報堂には割と古い本があります。せっかくだから少しご紹介を。


 
  石川寅吉『動植物絵本』(文藝春秋社)(倉)
これは割と綺麗と思っていたら、比較的新しかった。

   昭和4年の本です。



 鮎貝秀三郎編『中等漢文教科書解釈 巻五』(東京成功社)(倉)


  大正15年の本です。
売捌所 全国書店。なるほど。

 古い本は、漢文や博物学の本が多い。そして古い本は奥付だけでも楽しい。

 明治の本もある。
  『唐詩選講義』(倉)


  明治40年の本です。

 漫画もあるよ。

  尾形月耕『以呂波引月耕漫画』(倉)

 漫画と言っても

  こんな感じ。 明治34年の本です。

 今回見た本の中で一番古かったのは、実はこの漫画でした。もう少し古い本もあるはず・・・今度見つけたらまたご紹介します。

  
 
  福住正兄『二宮翁夜話』(倉)

は、奥付が面白い。


  見えますか?
  
著作者の名前に律儀に「故」がついている。

しかも、著作者は「平民」で発行者は「士族」らしい。すごいね。身分まで書いてあるんだね。私の前にこの本を持っていた人もこれが気になったらしく、「平民」と「士族」に○がしてあります。自分は一切本に書き込みが出来ないのですが、古本は以前の所有者の書き込みも楽しみの一つですね。

 古い本は、気が向いたら時々店頭に出ています。いつでるかは、本当に気分次第です。(各種ブックフェアの時も出ているかも) 倉庫にある本で、読みたい!という本があったらスタッフまで声をかけてください。


 因みに常時図書室にある一番古い本は、昭和3年の本でした。どの本か探してみてください。



※来週6/11(土)は、誠に勝手ながら都合によりカフェ部門は臨時休業とさせていただきます。申し訳ありませんが、ご了承ください。その他の6月の営業のお知らせは5/25の記事にあります。ブログ右側の営業カレンダーもご覧下さい。 

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